ヨシブログ

本を読んだ感想を書いています。

30代を目前にしてOracle Java SE Bronzeを受けた話

こんにちは、ヨシ(@ycs_syohyo)です。

 

書評ブログとしてやっているのですが、最近受験したJavaのプログラミングの資格の申込方法や受験方法がややこしかったので、これから受けようと思っている人が少しでも迷わないようになれば良いなと思い、今回ブログに残しておこうと思います。

 

目次

 

なぜ資格を取ろうと思ったのか

最近、本やYoutubeの動画でITテクノロジーの分野がくると言われていたり、フリーランスで活動していくならプログラミングを始めよう、と発信している人がとても多いな、と感じていて、AIやRPAなど、これから様々な作業が自動化され、AIに職が奪われていくだろうと言われる時代の流れとしては当然のことだと思います。

今、僕が勤めている会社は、名ばかりのSIer企業で、自分が開発に携わることはなく、パートナーさんに委託して開発してもらっていることがほとんどです。

今後のキャリアを考えたときに、自分でプログラミングができるようになりたいと思ったからです。また、Twitterなどで、30歳を超えてからプログラミングをはじめました、と発信している人を見て、自分も負けてられない、やらない理由がないなと考えたことがきっかけでした。

 

資格について

すごくざっくりしていますが、OracleJavaの権利を買ったことからこの試験が始まった、とかそんな感じだったかと思います。このへんはほとんど調べていないので、気になる方は別のサイトなどで調べてみてください。

Oracle認定のJavaプログラマ試験でBronze、Siliver、Goldの3つに分かれています。内容は以下のとおりです。以下のURLから参照させていただきました。

https://www.oracle.com/jp/education/certification/jse8-2489021-ja.html

 

Java Bronze

Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7 / 8 認定資格は、言語未経験者向けの入門資格で Java 言語を使用したオブジェクト指向プログラミングの基本的な知識を有すること を評価することを目的としています。Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7/8 認定資格を取得するためには、Java SE 7 / 8 Bronze (1Z0-814-JPN) 試験 の合格が必要です(認定パス)。なお Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7 認定資格を既にお持ちの方は自動的に Oracle Certified Java Programmer, Bronze SE 7 / 8 認定資格者として認定されます。

 

Java Silver

Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格は、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有し、上級者の指導のもとで開発作業を行うことができる開発初心者向け資格です。日常的なプログラミング・スキルだけでなく、さまざまなプロジェクトで発生する状況への対応能力も評価することを目的としています。Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格を取得するためには、Java SE 8 Programmer I (1Z0-808-JPN) 試験の合格が必要です(認定パス)。

 

Java Gold

Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8 認定資格は、設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行える中上級者向け資格です。Javaアプリケーション開発に必要とされる汎用的なプログラミング知識を有し、設計者の意図を正しく理解して独力で機能実装が行える能力評価することを目的としています。Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8 認定資格を取得するためには、Java SE 8 Programmer II (1Z0-809-JPN) 試験の合格が必要です(認定パス)。

  

 

試験の申込方法

  • Oracleのアカウントを作成する

Oracle Universityのトップページからアカウントを作成します。

Oracleアカウントを作成するのは「CertView」を使えるようにするためです。「CertView」というのは、自分の試験結果や合格証明書をダウンロードしたりすることができる画面のことです。

 

f:id:ycs-syohyo:20191127224335p:plain

 

  • ピアソンのアカウントを作成する

次にピアソンアカウントを作成します。

なぜ、ピアソンのアカウントを作成するかというと、試験の申込みを行うために必要です。Oracleアカウントで試験結果などの情報を管理していて、ピアソンはどの試験を受けるのか、どこで受験するのか、などを決めています。

アカウントも複数管理しなければいけなくなるので、全然ユーザに優しくないですね。。

f:id:ycs-syohyo:20191127225201p:plain

申込タイミングによって、Oracleのアカウント作成時に再受験の費用がかからないキャンペーンをやっている時があるらしいです。僕がアカウントを作成した時は、そのキャンペーンはやっていませんでした。でも、「再受験が有料」という背水の陣で臨めたのも、結果的にはよかったのかもしれません。

また、アカウント作成したあと、ピアソンから登録完了のメールが届くのに1時間くらいかかりました。以前、試験を受けたとこがある同僚もピアソンから届くメールは遅いという話を聞いたのでたまたまではなさそうです。。

 

  • ピアソンのサイトからテストの申込

 Oracleとピアソンのアカウントを両方作成したら、試験の申込みをします。

先程、作成したピアソンのアカウントでログインします。

ログイン後の画面に「試験表示」ボタンをクリックします。

f:id:ycs-syohyo:20191127225553p:plain

 試験の検索が表示されます。

ここで「Java SE 7/8 Bronze」と入力して検索ボタンをクリックします。

 

f:id:ycs-syohyo:20191127231528p:plain

試験は試験会場で受けるものと、自宅のPCなどで受験するものの2種類あります。ONLINEとついているものが自宅PCなどで受けるものです。今回僕はすぐに受けたかったので、ONLINEで受験しました。

試験名をクリックすると、試験の詳細情報が表示されるので、確認したあと「この試験を予約する」ボタンをクリックします。その後、金額や支払い方法、試験の説明事項などを読み勧めていくと、申込みが完了となります。

ちなみに、受験の際に使ったPCは2017年のMacBookProでした。メモリなどの増築は一切なしなので、一番最低のスペックですが、受験に関してはなんの問題ありませんでした。あと、自宅などから受験する場合に注意すべき点としてはネットワーク接続が安定している場所で受験するほうが良いかもしれません。

また、ONLINEの試験では、有効期限が48時間までとなっているので、受験する予定を確保してから申込むようにしましょう。

 

  • 受験

申込後、すぐに受験することができます。

試験に関する説明を読んだあと、試験を受けるボタンをクリックすることで試験が始まります。ちなみに、説明表示にも制限時間があるので注意してください。(時間を使い切ることはないと思いますが念のため)

 

僕のスペック

大学生と新人研修のときにJavaの基礎については(おそらく)一通りは触れました。

今の会社に新卒で入社して6年くらいですが、入社1年目の時にお勉強という名目で開発(既存システムの改修)したくらいなので、実務経験はほとんどありません。

 

勉強時間

資格を取ろうと思い立ってから、1ヶ月で受験しました。

平日は家に帰ってしまうとだらけてしまうので、カフェなどに寄って勉強するようにしていました。(ただ、内1週間はサボり気味でした。。。)

 

平日:30分〜1時間

休日:1時間〜2時間 

 

勉強に使ったもの

勉強に使った教材はOracle認定の教科書と問題集を使いました。

問題集を解きつつ、間違えたチャプターは教科書を読んで詳細な内容を確認する、という方法で勉強しました。 

少し余談ですが、以前、書評にもまとめたメンタリストDaigoさんの「最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法」で学んだ、「クイズ化」や「再言語化」、「2×2のルール」で復習する方法を取り入れながら勉強しました。普段よりもすんなりと頭に入ったような気がして、はやり理にかなっているのかな、と思いました。この勉強方法を続けていきたいと思います。

 

試験を受けるときの注意点

Bronzeは60問で65分の試験です。6割以上で合格となります。

1問1分ペースで問いていくのが理想だと思います。自分が情報収集していたサイトでは、時間にあまり余裕がなかったと書かれているところが多かったです。

実際に試験を受けた際は、迷ったところ、わからないと思ったところは一旦全部飛ばして、一通り解き終えたあとに、不安に思ったところや、条件分岐のところで勘違いや見落としがないか、確認しました。

もう一度確認したい問題には、チェックを付けることができ、後ですぐに確認できるようになっています。Java(というかOracle?)は引っ掛け問題のような物が多いので、しっかり問題を見ることが大事だと思います。構文エラーや実行時エラー、コンパイルエラーが回答という問題も結構ありました。

教科書、問題集ともに2016年に初版されたものを使っていましたが、特に問題ありませんでした。教科書と問題集の総括問題の形式が違うような気がしました。本番の問題は教科書で出題されるものと近かった感じがします。

 

合否判定

受験が完了すると、10分後ぐらいに採点完了のメールが来ます。

CertViewから合否判定結果を確認します。メールにURLが載っていてOracleTestingIDとOracleに登録しているメールアドレスで承認することで確認することができます。

 

総括

申込方法が複数選べたり、複数アカウントを作らされたりとともかく手間がかかるな、という印象でした。

一度Javaに触れていたので、ある程度できるだろうと思っていましたが、最初総括の問題を問いたときの正解率が4割くらいしか取れなくて正直焦りました。結構忘れてしまっていることも多くあったので、Bronzeから受けてよかったかな、と思います。次はSilverを取りたいと思います。

 

少しでも参考になれば、幸いです。試験頑張ってください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 

それでは。